2010年12月16日木曜日

半鐘の音 地域のきずなに 草津?葬儀、訓練で活躍中

 草津市野路町の川ノ下町民センターに、かつて火災を知らせてきた「半鐘」が、今も住民に利用されている。火災を知らせる役割は終えたが、昔と同じように葬儀の出棺時に鳴らされることもあり、最近では避難訓練にも登場した。市によると、市内で唯一使われている半鐘とみられ、変わらぬ鐘の音を通じ、住民がきずなを結ぶ。
 半鐘は高さ約70センチ、 酸素水
直径約50センチ。JR南草津駅に近い新興住宅地にある同センター外側の階段3階部分につるされている。
 戦前から近くの北川堤防上の約4メートルの火の見やぐらにあった。約30年前、老朽化したためやぐらを壊し、半鐘は川ノ下地域の会議所前につるした。その後、町内会が「集落の象徴だった半鐘を、辺りを見渡せる高い所につるそう」と、1996
年12月の同センター建設に合わせて取り付けた。
 同センターに移してからも、葬儀の際の出棺の合図や会合への集合の呼びかけとして、昔と同様に数秒に1度ずつたたく方法で鳴らした。昨年12月には、町内会が初めて行った避難訓練にも登場し、住民へ集合を知らせる合図として打ち鳴らされた。
 同センターの建築時、町内会長だった石本利一さん UGG australia
(77)は「昔は集落の合図と言えば、半鐘の音だった」と振り返る。火災や堤防の決壊があると、気づいた人が堤防上の火の見やぐらに登り、頂の半鐘を連打した。当時、周囲には田んぼが広がり、約1キロ先まで音が届いた。「半鐘でみんながつながっていた」と話す。
 近年は、家の機密性が高まり、音が聞こえにくいことなどから、利用が減った。ただ、 UGG ブーツ
現在の町内会長の杉江喜義さん(67)は「今も半鐘はまちの象徴。これからも地域の行事などで積極的に活用する方法を考えたい」と話す。 seo 検索

引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト

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